民間医療保険を回避する

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前回、「がんにならない為には」というのを書きましたが、結局のところ今更目新しいことなどなく一般的によく言われている健康法と相違ないということがわかります。

これを別な側面から考えてみたいのですが普段どおり楽しく暮らしてがんになってしまったらそれを受け入れる、受け入れると言っても無防備でいろという訳ではありません。

何しろ日本人の2人に1人は罹患するというデータがあり、怖いから医療保険、がん保険という患者さんも結構いて、それについては個々人の考え方ですからあえて議論をすることもありませんが、個人的には中年以上の多くの人にとっては不要であると考えています。

生活防衛資金としてとりあえず貯金しておけばもはや不測とも言えないレベルのイベントには対応できるからです。

3年前に自転車で4か所を骨折して1か月仕事を休んだことがありましたが、生活防衛資金(私のようなフリー、自営業者なら生活費の1年分程度)があったのでうろたえることはありませんでした。

手術にもお金はかかりますが(高い負担ですが)国民健康保険はありますし高額医療費制度もあり何とかなります。

いや、がんは長くお金がかかるし全然違うという方もいるかもしれませんが、ですから目的が無くても貯金をするのです。

民間医療保険はそもそも営利目的なので結局コストの割には支払い条件も細かく、リターンが限られます。

それに合わせて病気を選ぶことはできませんし、広くカバーしている商品は当然高いコストを払うことにもなります。

心配だからこそ医療費以外でもなんにでも使える貯金(運用を含む)をするべきと考えます。

医療保険を払っているからとわざわざ入院期間を長くして元を取って得をしようとする患者さんの話を聞きますが本末転倒です。

その為にも貯めることができる時にしっかりもしくは少額でも継続して貯めることです。そして話が戻ってくるのですがその基本、いや人生のすべての基礎となるのが「健康である」ということなのです。

問答の様になってしまいましたが突き詰めて言うと、幸福な人に共通しているのは自分で自分の人生をコントロールしている、つまり自分で物事を決定したり行動したりすることができる自由がある、裁量権があることと言ってもいいかもしれません。

何事も自発的にできる自由、嫌なことをやらなくてもいい自由がある人は幸福度が高いのです。

お金が全てではありません、しかし少なくともお金と健康的な生活を意識することで自由とそして健康への不安を(民間の医療保険に入る代わりに)カバーできるのです。

かなりの安心と柔軟性のある選択肢が手に入るのです。

現代の日本で健康への意識が高い人は当然ですがたばこなど吸いませんし、お酒を飲める人でもかなり控えめです。

健康診断や検診に行く人も多く食事、体重にも気を配ります。必然的に体調が安定してくるとメンタルも含めて自分をコントロールするまでもなく安定してくるのです。

「調身、調息、調心」は姿勢を整え呼吸を整えれば、おのずから心が整うという意味で坐禅から学んだ言葉です。

日々の生活、暮らし方もこの考え方、この方法を知っていると全て同様の対応が可能なのではないかと感じています。

不満、不安から怒り、衝動買い、食べ過ぎまで、いい姿勢とゆっくりとした呼吸によって心が調うために考え方が論理的かつ客観的になり結果として解決することが多いのです。

漠然とした不安に漠然と少なくない金額を支払うというお金の“消費”よりも、自分でコントロールできる健康管理や自分で管理できる資産形成というお金の“貯蓄、投資”のほうがお金の使い道も自由に選択できるのではないでしょうか。

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