健康法はこの三つだけ

医療トピック

○○健康法などというのはいつの時代でも雨後の筍のごとく出て来ては盛り上がっては忘れられまた別のものが出てきては消えてを繰り返しています。

それだけ世の中の人は分かりやすくて簡単な答えを求めているのでしょう。

しかし、結論としては、それ以前にもっと単純なことなのです。それこそ江戸時代の「養生訓」で既にそれは提示されていました。

その後も多くの人がそれこそ数えきれないくらいの健康や健康法についての本が出したりしていますが結局のところそれらを集約すると次の三つになると思います。

それは

  1. 規則正しい生活
  2. 健康的な食事
  3. 適度な運動

以上これだけです。おしまい。

もう少し説明すると、1.は早寝早起きをするということでしょうか。日々をだらだらと暮らさないということです。

2.は質素な食事をする、現代人は忘れがち、曖昧になりがちになっていますが嗜好品は特別な日、時だけにするというのが重要です。

3.は負荷が強すぎてもよくありませんが動かないのはもっと悪いということです。現代生活においてはある程度ストイックに運動した方が動物としては良いということでしょうか。

その上でメンタルも含めると、求めるところは「ストレスが無くて体調がいい」ということになるのだと思います。

健康法はいろいろありますが結局これだけなのです。たいして、いや全くお金などかからないのです。

しかし、これだけ何不自由ない世の中のせいで却ってそれが出来ない、その上現状の健康で満足出来ない、もっともっとと求めるエゴのために多くの人が安直な道を求めるようになりました。

そこにまたビジネスが発生します。ビジネスのターゲットになるこういう層は永遠になくならないでしょう。

本当に効果があると思っているのか、半信半疑なのか解りませんが安易に結果を求めてしまうのです。

健康器具市場、健康食品市場、健康産業など・・・努力もいらないし、美味しいし、楽だからというのが本当のところだと思います。

お金さえ使ってくれれば楽にあなたの望みを叶えてあげますよ(絶対保証はしないけど)とあの手この手で誘っているのです。

それを冷静に客観的に判断できない人たちがどれだけ多いかは上記の健康○○業界の規模からしても理解できます。

それはそれで充実しているのかもしれません。それで健康なら全く問題はないのです。若いうちはそれでいいのです。

しかし歳をとるにつれて実際の自分の状態と求めていた健康とのギャップが出現してくることになり軌道修正を余儀なくされることが少なくありません。

結局我々は加齢に逆らうことはできません。

60歳以降70歳、80歳の「健康」の概念はどこも痛くない何の問題も無いという30歳、40歳の定義する「健康」とはまた別の概念だと思います。

筋力、活力などパフォーマンスは下り坂で血圧など検診で引っかかったりしますがそれなりに食べて、動いて、寝て、それが出来ればそれはそれでつまりその歳での健康なのではないかと考えています。

ただ現代社会でのあまりにも満たされた生活環境は健康の三つの基本を大いに阻害する危険を含んでいます。結局皆この三つはわかっているのですがそれが出来ないのが現代人なのです。

不規則な生活、お酒を飲み甘いもの脂っこいもの辛いもの味の濃いものを好み、運動不足、働きすぎ、長時間のスマホやゲーム、太りすぎ、瘦せすぎ、野菜を食べない…etc

そこにはそうなってしまう生活習慣もありますがそこに向かってしまう何らかのストレスも関連があると常々考えています。

自分の本当の望み、自分が本当にしたいこととは何なのか再考して欲しいと思います。

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