良性発作性めまい症も自助努力が基本

日常生活

めまいを訴えて病院へ行くと大体ベタヒスチン(商品名メリスロン)が使用されていることが多いです。
メニエールでもそうですが。

そういう人は元来めまいが起こりやすい素因があるようで
治療室でも普段から付随症状と供にそういう症状をセットで訴えることが多いです。

こういう微妙な体力の患者さんの治療目的は身体を緩め血流を改善させることですが
それが多すぎるリンパの流れの回収を促しているのだと推測しています。

めまい感は治療後は改善されるのですが、そのうち再発を繰り返すというパタンが多いです。
メリスロンなども長く処方されている患者さんが多いですし。

その多くは良性発作性頭位めまい症という診断で器質的には問題がないという患者さんにとっては逆に厄介な結論なので
そのために自宅でも気軽に出来るリハビリを伝えています。

以前からめまい予防体操のようなものはありましたが
横浜市立みなと赤十字病院の新井基洋先生のリハが簡単で覚えやすいです。
マニュアル化され、本もたくさん出ています。

同様に、膝の痛みに対する大腿四頭筋、尿漏れに対する骨盤低筋、肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)後の可動域など普段の過ごし方で大きく違いが出てきます。
少しの努力の積み重ね、自助努力の重要性を訴えたいと思います。
(サプリメントを選択することは何の努力もいらないので楽ですが第一選択、唯一の選択肢にしてはいけません)

膝の痛みのリハは江戸川区松島のクリニックにも来ている黒澤尚先生の本が症状にあわせて選べるので個人的にはお勧めです。(こちらも本がいろいろ出ています)

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