素敵な夢を叶えましょう

Uncategorized

先日長年治療に通っている神経難病の患者さんのところでよく顔を合わせていたヘルパーさんに「今日で終わりなんです」とあいさつをされました。

彼女は言語聴覚士(ST)の学校に通っていたそうで、2年前に開催された江戸川区歯科医師会50周年記念の口腔外科の医師と堀ちえみの講演会にも行っていたようでそういった話もしていました。

舌がんを克服して仕事に復帰した堀ちえみにとって言語聴覚士との発声発音に関するリハビリは今も欠かせないものになっています。

この患者さんは24時間介護の方なのでヘルパーさんの確保が難しく看護学部に通う学生のヘルパーさんなども今まで何人も現場で顔を合わせてきましたが皆しっかりした方でした。

こういった若い方達を見ていると心から頼もしく感じられるのです。

以前は理学療法士(PT)、作業療法士(OT)なども含めて免許を生かした病院勤務でのリハビリテーションがほとんど唯一の収入の手段だったと思います(ほとんど独立開業でしか食べていけない鍼灸師にとっては金銭的にはうらやましい限りなのですが)。

しかし、コロナ以降の働き方の多様性に伴って本業はそのままで副業としてリモートによるパーソナルトレーニングの指導や個々人の痛みに合わせた運動指導、筋トレ、1対1のリハビリなど自宅にいても日本中どころか世界のどこにいても顧客を集め仕事ができる時代になりました。

STになるそのヘルパーさんにも本人が主体的に働きさえすれば仕事はずっと楽しくなるしこれからはアイデア次第で個人でも稼げるからいろいろな可能性にチャレンジしてくださいと伝えさせてもらいました。

若いということは社会的資本(経験、人脈)や金融資本(金銭的な貯え)はほとんどありませんが健康、体力、将来への可能性の人的資本には測り知れないそれこそ圧倒的な価値があります。

そしてそれを存分に生かして素敵な夢を叶えていただきたいと心から思います。

小学校の校長先生だった高校時代の親友が定年退職しましたが、38年間など過ぎてしまえば本当にあっという間です。

私は個人事業主なのでこれからもエンドレスに細く長く続ける予定ですが、希望に満ちた若い医療関係者を見るにつけ、自分も改めて天に与えられた毎日と依頼してくれる患者さんに感謝しつつ真摯に取り組もうという思いを新たにさせてもらっています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました